「みんな儲かってる時に、何やってんだオレ?」
何度も検証してて、順張りは(オレには)取れない。と分ってるんだけど、やはり隣の芝は青く見えてしまう。
しかも、この前、読んだタートル本に影響されて、懲りずに、また順張りの検証してみたよ。
その結果は、、、やっぱりイマイチ・・・・。
それなら。と同じデータで、同じくらいのトレード回数になるように得意の逆張りで検証。
当然、タイムスパンは変えてるけどね。
(※普通、逆張りのタイムスパンの方が短い。経験上、たぶん。)
その結果が、これだ! 1 ・ 2 ・ 3

色々な条件設定もあるし、単純比較はできないだろうが、えらく差がついた。
ちょっと期待していた順張り、逆張りの同時運用も意味なし。
(しかし、この逆張りの結果、出来すぎ・・・、何かミスってるかも・・・・汗)
また、実践の事を考えても、やはり逆張りに軍配があがる。
順張りの仕掛けは、必然的に成行きのケースが多くなり、スリッページは避けられないが、逆張りは指値で充分、対応可能。
というわけで、KK的結論は、「逆張りの方が圧倒的に有利。自分を信じろ。」というわけです。
ただ、長期的な目線では、順張りは有利なわけで、押し目狙いはいいかもね。
あくまでも自己責任で、よろしくね。
【使用データ】
手元にあったパンローリングのCDに収録された世界市場の先物140銘柄(株、為替、金利、商品)。
全銘柄のリストは、ここの中ほど。
(古いデータでごめんなさい。新しいのを注文したので、もしかしたら更新するかも。傾向同じなら、面倒だからしないけどさ。)
【手法】
いたってシンプル、以下の通り。
(順張り)
・40/20ドンチャンブレイク
・[フィルタ]ボラティリティが小さい時のみ仕掛ける
(逆張り)
・3日乖離率で逆張り、翌日手仕舞い
・[フィルタ]なし
(共通)
・同日に、複数銘柄のシグナルがでた場合は、平均を取る
(合計しない事が重要。だって、全銘柄買えない時だって、あるでしょ。)
・パラメータは、トレード回数が、両手法でほぼ同じになるように適当に設定
(メチャクチャに設定したという意味ではない。ただ、オーバーフィットもしてない。)
【詳細データ】

※トレード回数は、1日当たり最大1回のみ。
次回、シストレ講座③は、「最適化って何?」を予定してます。
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